2017年5月10日水曜日

連休に


「連休に予定がないなら手伝って」と息子から電話があり、特別用事もないので何をするのか確かめもせず上京した。要は物置代わりに使っている部屋に棚を作って物を効率よく整理したかったらしい。それにも理由があって仕事上の試験がありその勉強のため自分の部屋を含めて整理したいとのことだった。自分の部屋も足の踏み場もない状態でどこまで出来るのかと思いながら…。昨日別の用件で電話したらまぁまぁと言っていたから整理・勉強はそれほどでもと思わされた。

三日の朝9時前に家を出る。諏訪インターから高速に入り、連休後半、上りは少し多いかなと思わされたが下りは少ない。しかし双葉ジャンクション手前で車の接触事故か一台が横転、一台は反対方向に向いて止まっている。救急車がサイレンを鳴らして走って行った。怪我人が出たのだろう少し大きい事故ようだ。それから少し走ったらまた事故車が斜めに止まっていた。こちらも救急車が来ていて怪我をしたのか担架に載せられるところだった。車が少ないと思ったのは事故で通行止めになっていたかららしい。渋滞は延々と甲府南近くまで続いていた。それとジャンクションから合流するところと双葉のサービスへ入る車も動かない。その先はそれほどでもなかったがスピードを出して走っているのを見てすぐ渋滞があるのに急ぐこともなかろうと内心思いながらスムースに流れる余裕かこれが逆ならカリカリするだろうに…。反対車線は相模湖からまた渋滞していた。学校が休みに入り連休後半だから身近なところでこの場所が選ばれたのだろう。案内板は調布から混雑とあったが調布あたりから渋滞するのだが三鷹の料金所手前から混みだしたが少しづつ動いて高井戸へ、環八もいつもよりスムースに動き連休様様で感謝する。双葉、石川でトイレ休憩してちょうど三時間だった。

長野ではそれほど感じなかったが山梨に入ると山々が薄緑色になっていてまさに新緑の候そのもので目を和ませて、山梨は暖かいことを実感させてくれる。そして諏訪湖の対岸の先に見える小さい富士山ではなく迫って来るような大きな富士山が見えるのもいい。あれから一週間諏訪の山々もアッという間に薄緑色が多くなってきた。それに所々に淡い色が見えるのは山桜のようである。

棚の材料を買いに仙川の島忠へ柱の部分は溝に切込みがあり、180㎝の板二枚と120㎝の板一枚を組み立てて壁にしっかり固定してうまくいったと思ったら嫁さんが「引っ越す時どうすんの」と色々言われていたみたいだ。そんなことより勉強に身を入れてほしかったんだろうなと男は形から女は実からと現実的なのである。こんなことをやっても勉強はそれほどでもとその辺は見えていたのかもしれない。

集会の駐車場を借りているので最後の日にM兄姉にお礼の挨拶に行ったらキャンプのメッセンジャーでもあるS兄がいて超久しぶりなので感激する。日曜日のメッセージも頼まれているらしい。少し立場話をして先があるので失礼する。上京してもゆっくりできないのがいつものパターン。その足でM兄姉宅へ、といっても玄関で挨拶して失礼する。宿にしている下の子の方は何もできないかなと思ったが土曜日は休みとのことだったので前日夕食を外でして土曜日は家内が料理を作り、私は汚くなったガステーブルと換気扇をきれいにしガステーブルの下とガードを交換してきれいにした。食事の何食分かとフキ味噌を貰ったのを中に入れておにぎりを作り、これも何回分かのお弁当になりそうだ。息子にとって実になるのはこのようなものだろう。ガステーブルや換気扇が汚くとも使用に差し障りがあるわけではないで父親のやることはあまり…を実感する。

流石にファンヒーターは使わないがまだ炬燵は必需品の信州だが向こうは暖かいというより暑かった。丁度暑い時だったようだがここでも信州の違いを実感させられる。帰りは最初は上下とも普通に走っていたが小仏の手前あたりからか上りが渋滞していて連休であることを思いしらされた。少し散財し少し疲れた連休であった。