2017年6月14日水曜日

聖書の章と節の数


ちょうど三年前に聖書の章と節を調べたことがあった。その時ネットで検索したら章は合っていたが節はネットより「69」少なかった。口語訳だったみたいだったがそれでもそんなに違うかなと思った。

表を作るのは苦ではない。以前、エクセルで聖書の祭りと暦と12部族の名前の由来、それに人口と幕屋とその配置図を作った。これを手直しして、度・量・衡を加えて一つのものにした。その時感じたことは民数記1章と26章での部族の人数がトータルではあまり変わらないのに26章ではシメオン族が極端に減っている。それとヨセフの子であるエフライムとマナセ、ヤコブは弟を祝福したが1章では確かにエフライムは8000人弱多かったが26章では2万強少なくなっている。栄枯盛衰は彼らの信仰と照らし合わせられるか。それと彼らが出発する順も幕屋の東側からユダ・イッサカル・ゼブルン、そしてレビ族のゲルショムが荷車で天幕と幕屋を運び、次にメラリが荷車で柱や板、そして台座を運び、次に南側のルベン・シメオン・ガド、その次はケハテが祭具や器具を肩に担ぎ、西側のエフライム・マナセ・ベニヤミン、最後に北側のダン・アシェル・ナフタリと続いて進む。大切な幕屋関連は真ん中にあるのは頷ける。図にするとよくわかる。

章は旧約が929章、新約が260章で合計1189章である。節は旧約が23145節、新約は7958節で合計31103節である。数字が合わない時は前の資料と照合しながらやったのでこの数字は間違いないと思う。一番長い節は詩篇119篇の176節で短いのは同じ詩篇の117篇の2節である。章における節の数は旧約は思ったより少なく、新約の福音書、使徒の働きは多い。特にルカの福音書が顕著であり、読めども読めども章が変わらないということである。「章や節を調べて何になるの」と問われたら「何もない」と答えるしかない。度量衡などを作ったのでそのついでにやった。エクセルで数字を打って行けば足し算をしてくれるから楽であることもやったきっかけの一つかもしれない。