2008年12月20日土曜日

やっと

マクグラスの「総説、キリスト教」を読み終えた。660ページ、大変だったがキリスト教の歴史を知ることが出来てよかった。ノンクリスチャン向けにも書いてあるから総論的で少し物足りなかった。ローマでキリスト教が受け容れられてからの今日まで本質的なものは何も変わっていない。まさにキリスト不在であると言ったら過言かな。「バックトーザバイブル」である。イエス様が言われた「わたしに従いなさい」、これは弟子たちの足を現れたイエス様と同じことをしなさいという意味であろう。謙遜の道でもある。教義はそれ程大切なものではないような気がする。勿論異端は困るが、考えさせられた本だった。彼の「キリスト教の将来と福音主義」をもう一度読み返そう。