2008年12月28日日曜日

年末を思う

「ビート武新解釈日本人の現代史」というタイトルの番組をやっていた。サブタイトルは「2008年の総決算・・・」、こう類の物が出てくると暮だなぁと思う。こういうものでも面白いとつまらない物がある。中には優等生的答えを既に持っていて答えが解ってしまうのもあるから余り拘らない彼の視点は好きだ。
現代の問題のルーツは1980年代にあるという捉え方は面白かった。それなりに説得力がある。殺人事件を初め若者の不可解な行動は、遡って見なくては真実はわからないと思う。不可解な事件が起きるということはその人を罰するだけでは解決できない日本の暗部というのがあるような気がする。物質万能主義、見えざる方を恐れる恐れがない。これが一番かな、どこまで落ちて行くのだろう。だから貧しく、質素な生き方をするのがアンチテーゼとして大切なような気がする。