2009年4月9日木曜日

高遠の桜

 高遠については絵島幽閉の地として有名だが知識としてはそれくらいのものである。信州は戦国時代の歴史の面影を残していて、ここもその一つのような気がする。ここは桜が有名で、駐車場は他県ナンバーの車が地元ナンバーよりも多かった。平日なのにバス専用の駐車場も一杯で、それも他県ナンバーがほとんど、有名なことを確認させられる。高遠城の跡に全面とはいかないがそれに近い形で桜が植えられており、小高い城址は全山ピンクの山になるのだろう。11,12の土日が満開でピークと聞いていた。美術館前の桜は満開で背の高さくらいまで下がっていたから思わず歓声を上げるほど綺麗だった。桜の下で飲食をしていたが東京と少し雰囲気が違っていた。大勢来ていたといっても、東京の比ではない。

 帰りは近くの桜の湯という市の温泉かなそれに入って、少しくつろいでから高速ではなく一般道から杖突峠へ、峠のお店に入り諏訪市街、茅野市街を眼下に、その先にある八ヶ岳や蓼科山に、それに車山を前に美味しいコーヒーを飲みながら眺めることが出来た。八ヶ岳も市街も何時も見ている景色と違い、趣があってよかった。来週は千曲市のあんずの里へ、そして温泉にと今度の話の準備を脇に検索している。