2009年5月15日金曜日

来信

 春になって出掛けた時に写した写真を4枚ばかりハガキに添付して、前にいた集会の数人の方に現況報告がてら送った。皆年配の方で、そのうちの二人は今月末にシニアキャンプで軽井沢で会うのだがお葉書を頂いたりしているのでお礼を兼ねてのものだった。信州のよさを宣伝するつもりはないが東京に比べてはるかに自然の豊かさに満ちている。しかし自然が豊かでも殺伐としていても住んでいる人間は同じだなぁと最近思わされている。都会の良さもあり、信州の難しさもある。

 今日一通の来信があってY姉妹からだった。手がふるいてうまくかけないと達筆で書かれて、さすが習字の先生をやっていただけのことはあるなと感心する。家内に手がふるいてもこれだけ書けるなんてすごいね。手がふるいなくてもこんな字書けないよといったら頷いていた。集会の近くに住んでおられるのだが足が不自由なので自分では来られない。来る時は近くのW兄姉が車に乗せて来られて、帰りに時折送ったりしていた。それと古い方なのだが足が不自由なのととても遠慮深い方なので送迎を断っていた。その時から知っているのでなんとなく気心が知れて、冗談を言って笑わせていたりしていた。言葉を交わさなくても顔を合わせるだけでホッとするそんな人が集会にいるとうれしいものだ。彼女はそんなひとりでもあった。会いない寂しさがある反面、心が通じる人がいることを思い出すだけでなんかうれしい。彼女の几帳面さと優しさを感じさせた手紙でもあった。有り難う御座います。