2009年9月1日火曜日

パレスチナ

 池上彰さんの番組でパレスチナについて話をされていた。池上彰さんは長く子供番組でニュースの解説をされていたから分かりやすく話をされる。その上公平な視点で見ているような気がする。

 パレスチナ問題を2千年前まで遡り、メシア待望の中に現れたイエス・キリストについても触れていた。旧約聖書、新約聖書、コーランについても話されていたが一般の人にはあまり知られていなかったことではないだろうか。ユダヤ人にとっては聖書は旧約のみであり、キリスト教徒のみが旧新であること、マホメットにもついても話されていた。その後のユダヤ人の歴史は誰もが知っていることである。

 第二次大戦のイギリスがやったパレスチナにおける二重契約的なことをやったのにも触れてほしかった。キリスト教がローマで国教になってから堕落の道を歩んでいたように思える。福音書の時代の律法学者やパリサイ人は今日のキリスト者が最も近くにいるように思えてならない。