2010年3月27日土曜日

判官贔屓

 日本人にはこういう傾向があるのではないだろうか。「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」という句もある。アンチ巨人というのも、強いときの巨人の時代に生まれたのではないだろうか。わたしは阪神ファンだが、といっても大分前から名前を知らない選手が結構いる。負けたらと思うとTV中継は見ない。夜のダイジェストも勝った試合しか見ない。よく負けるから阪神が好きというわけではない。でもそんな面もあるかもしれない。

 わたしもどちらかというとこの傾向が強い。勤めていた頃は、上司とよくぶつかることがあったが同僚や後輩ではほとんどなかったように記憶している。以前、社会党があった時は、社会党を応援していた。政策に賛同したというより、自民党の対局として強くなってほしいという思いだった。それも叶わず解党しそうだが。今は民主党である。これも同じ発想。しかし、大分前からだが実に情けない。コメントする気にもならない。自民と組んでいた公明党は嫌いだったが、今だと連立を組んだら面白かもしれないなんて思っている。公明党も変わりつつあるかなと思っているがどうだろう。ビジョンを持った若い人たちが老害と闘って国を立ち上げてほしい。政策でのライバルとしての民主であり、自民であってほしい。諸集会でも言える事かな。