2010年12月17日金曜日

民主乱ガイド

「小さないのちを守る会」代表の水谷潔さんのブログを「お気に入り」に入れて読んでいる。示唆に富んだことを書かれているので教えられることが多い。「小さな命を守る」ことは頭で分かっていても現実的に対応するのは手っ取り早い中絶である。この国に於いてはクリスチャンとて例外ではない。世間体という大切なことを優先するとこういう結果になる。国民性なのだろうか、身近にこのようなことが起きたらどう対処できるか分からない。

結婚したからといって、子どもは与えられるわけでもない。子どもが与えられても健康な子どもとは限らない。考えてみれば奇跡そのものなのである。長野県立子ども病院の院内学級の子どもたちと父兄が書いた『「電池が切れるまで」(副題子ども病院からのメッセージ)すずらんの会編』という本の最後のほうにお母さんが書いた詩が載っている。

「親の思い」

五体満足で育っている子どもを持つと
子どものいない人をうらやむことがある

切って縫って体にきずをもつ子どもをもつと
元気で普通の子どもをうらやましく思う

一生ハンディの残る子どもをもつと
一時の治療ですむ子どもをうらやましく思う

余命宣告されたり子どもの死んでしまった親は
ハンディが残ってでも生きている子どもをもつ親をうらやましく思う

子どもができない親は
生める親をうらやましく思う

腹のそこから大笑いしているそんな時もよいけれど
私は、いつも微笑んでいられる一日一日、瞬間瞬間を大切にしたい

考えてみれば、子どもをほしいと願いながらも与えられない人を見たら、中絶なんては簡単にできない。「命」を出来物の一つのように扱いば出来なくもないが、そうしたら「命」は物以下になってしまう。それでは神無しでも悲しい。命を与える神の前には?しかし、現実に行うことも心で行うことも神の前では同等であるかもしれない。

水谷さんのブログを引き合いに出したのは、タイトルにあるようにミシュランガイドをモジッて、今の民主党の有様を表現している。五つ星をモジッて五つ書いている。
1.前政権からの変化の乏しさ
2.ぶれだらけの一貫性のなさ
3.パフォーマンスに終始する仕分け
4.権力の二重構造と内部分裂
5.支持率の大暴落と政権放棄の危機
ただこれだけであればどうってことないがこれをクリスチャンに当てはめているのが絶妙なのである。耳が痛いことこの上ないが、考えさせられるコメントであることは間違いない。信じるとは天国行きの切符を手に入れることに主眼をおいて宣教するとこうなるよと警鐘しているようである。聖霊の働きとは聖書知識の深い洞察力だけでなく、自己変革、自己改革を求められているような気もする。ブログ名は「命と性の日記~日々是命、日々是性」