2011年10月10日月曜日

放射能汚染に思う

最近のニュースは原発が収束傾向にあることを報じているが実際どうなのだろう。それより、農作物の放射能汚染や子どもたちの甲状腺異常が話題になっている。もしかしたら福島の子どもたちの中にこの影響を受けて癌になる子どもたちが出るのではないだろうかと心配である。

報道は限られたものであり、東電や国が発表するものは最小限にとどめていることであろうし、深刻な状態であってもそのような事は発表しないだろう。開けてびっくり玉手箱ではないがすべてが明らかにされたら悲惨のきわみではないだろうか。

胎児性水俣病やポリオワクチンで薬害被害を受けた人たちとダブル。発症したら、国や東電はどうするのだろう。今保障の請求が始まったようだが色々と問題提起されている。そんな東電に何が出来るだろうか。結局は被害を受けた者が損をするようなことになるのだろう。なんとなくやりきれなく怒りがこみ上げてくる。

民主党は色々批判を受けているが自民党政権だったらどういう対処をしたのだろう。こういうシステムを作り、恩恵を受けてきたのは、自民党であり、役所であり、企業だ。それが明らかにされただけでもよしとする事ができるように思うが。しかし、例え誰がやっても人間には自浄能力はない。上から臨まなければ軌道修正は不可能である事を改めて知る。