2013年5月25日土曜日

笹だんご

先日、郵便物を送るので郵便局に行ったらカタログ販売で「笹だんご」のパンフレットが置いてあった。懐かしくて思わず手にとって懐かしそうに見ていたら職員の方が是非と声をかけてきた。適当に相槌を打って眺めていた。笹とよもぎの鮮やかな緑が美しい。高速のSAなどで売っているのは笹の色がさめて冷凍だから興味は湧かないが写真とはいっても鮮やかな緑の色は食欲を誘う。パンフレットを眺めているだけで口の中が唾が溜まってくる。

パンフレットには上越は二軒、中越は五軒、下越は南部が六軒ですべてが新潟市、下越北部も六軒で南から新潟、阿賀野、新発田、胎内(二軒)、村上とあった。新発田はいつも買っている所ではなかった。扱っている店の多さでも分かるように笹だんごは元々は下越地方が本場らしい。笹だんごは笹に殺菌作用があるらしく日持ちがする。農繁期の忙しい時の保存食のようなものでもある。
笹だんごと共にもち米を笹に包んだ笹巻きも懐かしい。きな粉をまぶして食べると実においしい。
田舎に居たときは良く手伝ったものだ。

年と共に小さい時に食べた物が懐かしく、そして食べたくなる。餅系統も然り、餅はあべかわにしても醤油をつけても何もつけなくてもなんでもオーケーである。勿論大福もいい。多分あんこも好きなのであろう。ケーキ類も食べるが買ってまで食べたいとは思わない。だから今川焼などもあまりおいしそうではないかなと思っても買ってしまう。そしておいしくなくても後悔はしない。