2013年9月18日水曜日

日々の大切さ

お気に入りに入れている後藤先生の「どこかに泉が湧くように」の中に「ジャン・バニエという人が、生活共同体において大切なのは、非常に単純な日常生活の繰り返しに幸せを見出せること、と語っていました。」と読んでハッとした。東京に行って、非日常の生活にホッとするものを感じると書いた後だったからである。このことはある意味で普段の生活に満足していないという事でもある。リタイアしてそれ程忙しくもなく、時には一日がだらだらと過ぎていくこともある。子育て、仕事、または何々をという目的は今なく、あっても断片的なものである。しかし、目的があればいいというものでもない。内面的なものであろう。共同体にしろ、個人にしろ「非常に単純な日常生活の繰り返しに幸せを見出せること」は大切なことはわかるがそう簡単ではない。このことを覚えながら色々思い巡らしてみたい。