2014年9月9日火曜日

聖書雑感

聖書通読を終え、福音書から一日1-2章くらいの感じで読んでいる。今ルカを読み終えたが福音書は概して長い。今読み終えたルカは後半が長く他より倍くらい長いのではないだろうか。まぁゆっくり読んでいるからどちらでもよいのだが区切りとしては短い方がいい。もう人生も残り少なくなっているのだからそれに合わせて…、一事が万事それに集約している。

最後の章で墓に来た女たちにみ使い(多分)がこんなことを言う「あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で探すのですか。…」と、考えてみたら自分たちの信仰生活の中にもこのような頓珍漢なことをやっているなぁと思った。イエス・キリストを救い主として信じたら救われるというのに自分の姿を見て自分は救われていないのではないだろうかと考えたりする。正に不信仰である。神が是ということを是とし、神が否ということを否と言う。実に単純なことを自分の感情で、極端な言い方をすれば神の代理者に立っている姿である。カリカチュア的であれば笑ってすませるが律法学者やパリサイ人的だと深刻である。個人であればその人個人の問題、しかし教会が絡んでくるとこれは大変だ。そういうことをも勘案しながら群れを牧する長老は大変だ。だから非難するのではなく祈る必要がある。ただ祈るだけなのである。