2015年9月26日土曜日

Ⅱ歴代誌を読み終えて

通読で歴代誌を読み終えた。上はそれほどでもないが下は韓国の宮廷ドラマをいくつかネットで観た所為か(過去形、今雪の女王にはまっている)少しダブリながら読んでしまった。北王国は論外としてもダビデ王国の祝福された王家が見事に崩壊していく様は「驕る平家は久しからず」そのものである。特にⅡ歴23:10-12を読むとアハズヤ王の母アタルヤは自分の息子が亡くなると王家の一族を滅ぼして自分が王となる。内実は分からないがイゼベル以上かと思ってしまう。この辺の聖書の見方が少し変わってドロドロした人間の内実を思い浮かべながら読むようになった。人は今も昔も人そのものは変わることがないことを教えられる。罪はどこまでも奈落へと落としていく、留まり、守られ、祝福されるのはその信仰ではなく、主の憐れみそのものであることを教えられる。神に反逆するという意味ではイスラエルの歴史こそ我が歴史でもある。レスポンスして悔い改めなければと思わされるが…。