2016年8月5日金曜日

淡路・徳島へ

シニアの集まりで毎年旅行に行っている。今回は最初に参加してそれ以来である。あまり団体旅行は好きではないので会社に勤めていた時もあまり参加はしなかった。諏訪をより知りたいと長野県の実践塾に参加したはいいが茅野の姉妹のご主人に勧められて守屋山に登って、帰りに温泉に入ったら翌日の朝起きたら腰が痛くなっていて、まさに寝ても起きても痛い椎間板ヘルニアになってしまった。お蔭で月一回の一年の集まりに半分しか参加できずやめようかと思ったが知りたいという意欲がまさって皆さんに迷惑をかけながら卒業できてその卒業生が「つどいの会」を作って今日に至る。この会にも流れで参加していたが只顔を出すというのもなんだと思い前向きで参加することにしてこの旅行となった。年度は4月からだが1月から皆勤である。

昔、オリンピック精神というと参加することに意義があった。ところが今はメダルor入賞が当然のような雰囲気になっている。会も恒例の行事が多いがその中でも工夫して行っているのかなと思わされる。中々慣れたもので感心する。私の意識は「参加することに意義がる」の意識であるがそれは許されないような感じでがあって一歩踏み出したわけである。それとみなさんは長野県のシニア大学の卒業生でもあり、中々積極的である。それに色々の趣味を持ちそれが素人の域を超えている。諏訪人に分かることでも私には説明してもらわないと分からないこともある。車中でマレットゴルフのことでkさんが話題になった。「太田屋さんの大会で優勝して」とその太田屋さんは諏訪地区の葬儀屋さんでその一つが「エコーホールみずべ」、その駐車場は我が家の隣である。それは分かったが「全日本」にも優勝したと言っていたのでマレットゴルフでも全国大会があるのかと首をかしげながら思っていた。そしたら旅行の度にお願いしている(株)「全日本旅行」という岡谷市にある旅行会社主催のマレットゴルフ大会だった。皆さんはツーカーでも私は説明してもらわないと分からないこれの違いは小さくない。諸々のことでシンドイなぁと思うこともあるが成れないけれど諏訪人に近づこうと頑張っている。またみんなと違っているものもそれはそれでいいのかなとも思っている。

多分、阿波踊り見物をとの希望があって企画されたのであろうが12日から始まる阿波踊りは宿がいっぱいで取れず今回になったのだと思う。阿波踊りにそれほど興味はないがこちらの御柱祭を観て、「踊る阿呆に踊らぬ阿呆、どうせ阿保なら踊らにゃそんそん」の文句を思い出させられていたから…。それに何の知識もなかったから「阿波おどり会館」で毎晩阿波連の一つが踊って、そして説明してくれるのでこの方がよかった。阿波人形浄瑠璃の実演と説明も聞くことが出来たし写真ほどではなかったが鳴門の渦潮も船で見ることが出来た。鳴門大橋の淡路側で昼食をとった時、ちょうど潮の流れが見えたが渦がなくタダ瀬戸内から太平洋に流れているのが見えるだけで東北の震災の一方的に流れて行く潮の流れを思い出せられた。それと野島断層、北淡震災記念公園なるところでは断層の現物を見ることが出来た。段差やずれがはっきりとそして長くついていて自然の驚異をあらためて教えられる。岡谷から松本にかけて何とか断層なるものがあるようで人ごとではないがそれより諏訪湖の水は?と、もし決壊したら下流は甚大な被害が出るだろうなと思う。水門三つで支えて、各々二つのゲートがあり常時は一つのゲートが開いているだけである。落差は3.5メートルあると言われるがそれよりもあるような気がする。

淡路、徳島は初めて、主には淡路島のいくつか観て、徳島はちょっと踏み込んだだけであったが知らない土地に行き、変わらないものと違ったものが散見されてよかった。ただ大阪を抜けるまでが長い、いつか家内と三重や奈良、和歌山そして四国地方をドライブしたいものだと思わされた。その下調べのつもりで、それまで頑張ろう。