2016年8月1日月曜日

戦いは血肉にあらず

熱中症を心配して畑に出掛けるのを朝食後にしている。収穫といっても去年のようにコンスタントに取れる訳ではないのでつい間があいてしまう。巨大なナスやキュウリが一本とか二本だけとれるような塩梅である。ズッキーニも直径10センチあまり、葉は元気に茂っているが花は咲いていないからこれが最後になりそうだ。蛇のように地面を這うように伸びている。その所為か実が成っても先から腐って余り収穫できなかった。来年は支柱を建てて上に伸ばしてみようと思っている。最初の年、去年は割とうまく行ったから今年もと意気込んだが苗の成長や種の出芽が今一でうまくいかない。特にインゲン、キュウリ、そしてミニトマトはダメかなと思っていた。そしたら2-3日前に久しぶりに行ったらインゲンは葉が生い茂り実をつけて、キュウリとミニトマトはお互いに絡み合うように伸びていた。絡みをほぐし、ミニトマトは少し実のついているのも剪定して少しすっきりさせた。それでも実がびっしりとついている。行く前に少し雨が降った所為のようである。まさに雨様様である。後マメに水をやることの大切を教えられる。年の所為と収穫が今一なのでやる気は去年より大分落ちている。作るより買う方が安いと言われることがやる気に水を差している。去年はそんなこと聞き流していたのだが…。それでも来年はどういう風に作物を植えるかと考え始めている。

雨が作物の成長に大きく貢献してくれて雨様様であるがそれにもまして雑草の伸び具合のよいのに驚く、この間草刈りをしたのにその面影は何もない。ニンニクとたまねぎの後は黒マルチをそのままにしているが畝と畝の間と黒マルチの空いている所から所狭しと生えている。隠居屋といっているところの庭はもっとすごい、長いの腰近くまである。隠居屋は草刈機で刈ればいいが畑は草刈機でやれるところは少ない。ひたすら手でむしり、引っこ抜く、忍耐がいる。まさに農業は雑草との戦いである。家庭菜園に毛が生えたくらいなものに大袈裟であるが根気で臨むしかない。お盆前にはと思っている。やるとなれば私しかいないのでやらざるを得ないのだが誰かいると手を引くからこれも感謝なことかもしれない。健康で元気な証拠と自分に納得させている。