2016年11月24日木曜日

雅歌を読み終えて

箴言、伝道者の書、雅歌と読み終える。ここを読むと頭をよぎるのは、上沼先生が誰であったか忘れたが「箴言は若者、伝道者の書は中年(正確ではない)に、そして雅歌は老人に」という言葉を思い出す。そして読みながら納得している。

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そのことばは甘いぶどう酒。あの方すべてがいとしい。エルサレムの娘たち。こが私の愛する方、これが私の連れ合いです。

リタイアして久しく、働いて糧を得るということから解放されて、貧しいながらも生を存えている。誰かにこんなことを言ったら気が触れたかと言われそうだがイエス様にならなんのテライもなく言える。それだけ年をとったということであろう。肉は相変わらずだが望みは天にある。そこから地上の営みを見るときに元気が湧いてくる。雅歌は乙女の恋の歌ではなくまさにお年寄りのイエス様に対する恋歌であることを実感する。