2008年10月6日月曜日

歯医者で

 寒くなって水が冷たくなったのか、歯を磨いてゆすぐとしみるので、下諏訪の歯医者に夫婦で通っている。といっても今日で二日目だが。待ち時間にイスラエルトデイを読もうと用意したのに忘れてしまったので待合室にある本を見ていたら水野源三さんの本があった。

 「こんな美しい朝に」(いのちのことば社)ネーミングがいい。フッと若い時に観たミュージカル映画「オクラホマ」の中に歌われた「ビューティフルモーニング」を思い出してしまった。最後の方に見たような版画があるなと思ったら、かつて松本集会に集っていた酒井さんので彼がコメントを書いていた。源三さんが健在の頃に訪ねていたらしい。源三さんの詩を題材にして版画を彫っていたように記憶している。コピーだがここにも載っている十字架を担うイエス像が我が家にもある。

「わたしがいる」
「ナザレのイエスを
 十字架にかけよと
 要求した人
 許可した人
 執行した人
 それらの人の中にわたしがいる」
好きな詩だ。
 
 古い建物の小さな歯医者さんだがこの本を見つけてあそこに行くのが楽しくなった。生い立ちしか読めなかったが大体知っている。彼の詩は好きだからあそこにただ水野さんの詩集があるだけでも満足である。水野源三さんの詩集は1,2,4集と持っている。1集をアマゾンの中古で買い、3集もアマゾンに中古で出ているが4000円は高いよな。様子見てお金があったら買いましょう。