2009年2月17日火曜日

一人の姉妹の死

以前集っていた集会のK姉妹からお電話を頂いた。家内が買い物に行っているので、帰ってきたら電話しますと言ったら、私でいいと少し深刻そうに言われたので何事かと思った。そうしたら以前集会に集うっていたT姉妹が急性心不全で亡くなったとのことだった。多少関わりを持っていた姉妹だから複雑な思いに駆られる。

私にとって死は身近なもの、死に対して苦しさとホッとする二つの感覚を持つ。それだけ生きるということに対して強くないのかもしれない。50代後半につらい思いはなかったが目の前に死がちらついて、思わず苦笑いをしてしまったことがあった。救われたのは死にまつわることがきっかけであって、そのことを思い出したからである。

人の強さってなんだろうと思う。強くても心を失っている場合もあるし、弱くても心豊かな人もいる。丈夫?な人もいれば病弱な人もいる。パウロも自分の弱さを誇ろうと言っている。弱さは生きるにはシンドイけど大切なような気がする。この大切なものをキリスト者でも軽視していると思えるときがある。それは神から自立しようとする罪がここでも生きている。死というものは色々なことを考えさせてくれる。ご両親の心の平安を祈りりつつ、主は与え、主はとりたもう。「○○さん、そのうち天でゆっくり交わろう」。