2009年9月19日土曜日

自転車

 整骨の先生が運動不足気味になっているので自転車でも乗ったらと勧めてくれた。ここは湖に向かって緩やかな坂になっている。行きは良いが帰りが大変である。
 前にいた所は多摩丘陵の一角だったからもっときつかった。息子たちは駅前まで自転車で行ったが落差が大きいので私は手前の公園の駐輪場に置いていた。多分3、4階のビルの高さの差があったと思う。谷の部分が道路で山?の部分は住まいになっているような感じだから隣の駅まで陸橋を渡って歩道だけで行けるような所だった。

 そんな事が頭にあって、ホームセンターで6段変速の自転車を買ってきた。図書館に行ったり、土手を走ったりと少し乗りこなし、インターネットで注文していた速度計が届いたので取り付けて、速度、距離とカロリーが出る簡単なものである。早速図書館にそして湖の畔にあるプ-ルで歩きと泳ぎを隣のハイツでお風呂にと出掛けたが水泳の道具を忘れたので、お風呂には早すぎるので諏訪湖一周を試みた。

 ゆっくり水門を抜け湊方面から上諏訪のほうに向かう。こちらは湖を埋め立てて道路と遊歩道が出来ている。アジサイと湖衣姫の墓があるので有名な小坂観音を右に見て、ガラスの里から左折して、あの汚泥の中に金が出るという下水道処理施設とすわっこランドを横に見てさらに行く、この辺は建物も少なく岸辺も木があって湖の自然さが残っている。少し走って原田泰治美術館があり、館の前や駐車場が砂地になっているので浜辺のような雰囲気がある。さらに湖寄りに左折して、マリーナを過ぎ、旅館街に入る。歩道は自転車禁止のようだが無視してゆっくり走る。花火を上げる初島を前にして水辺公園になっている。人はまばらでゆったりした感じで芝生の上でねっころがって少し休む。

 旅館街を脇に見て、そこからさらにゆっくりと走る。下諏訪に入り、ジャスコに寄って今川焼きを買って一服する。この辺はすぐ深くなるので釣り人が糸を垂れている。間もなく体育館の隣の諏訪湖ハイツに到着。1時間半、17キロ、何時になるか分からないが次回は逆コースでもう少し早く走れるように頑張ろう。尾骶骨が痛い。ゆっくり温泉に浸かり帰って来た。ハイツから家まで土手を走って来たがそれほどの坂でないのでほっとする。股関節が気になったがそれ程でもなく安心する。走行距離25キロ、諏訪湖一周のチャレンジを無事終える。 平坦な地を行くのはそれ程難しくないが塩嶺峠のような所は無理。信仰のチャレンジはこのようなものかもしれない。平坦は自力でもいいが峠は自力では駄目、無理な所を他力で乗り越える。それは信仰、簡単ではない。