2009年11月23日月曜日

勤労感謝の日

 農家に育ち、きつい肉体労働を見てきていると勤労という言葉にも重みがあった。マネーゲームで億にイク桁もつくような儲けをしている人たちやアメリカの大企業のトップの給料を見ると勤労という言葉からは程遠いような気がする。そういう自分も今は年金生活者であるからある意味で勤労とは程遠い存在である。

 祭日、祝日もそれ自体形骸化しているように思う。市や区などでエベントがあるくらいでそれが生活の中に入っては来てない。自分が市や区の活動に積極的にかかわろうとしていないからそう感じるのかな。ここは町内会というのがなくてそれに代わる「区」というのがある。区民とか言われると東京の23区を連想して戸惑うが区民会館は舞台や貸室があって立派な建物だ。区は町内会より大きい組織のようだから面白い形態である。

 キリスト教主義の高校だと労作という授業がある。三重県にある愛農高校は全寮制で食事も学生でやっていると聞いている。農業高校だから田畑から牧畜に養鶏もやっているからまさに勤労そのものである。島根県にある愛真高校は普通高校であるが同じようなことをやっている。そしてそれを大切にしている。今はどうかわからないが新潟市郊外にある敬和学園は初代の太田校長は労作を大切にしていたように思う。クリスチャンの価値観はどうなのだろう。