2010年1月7日木曜日

神長官守矢史料館

 諏訪大社の上社の神長官である守矢家の資料が展示してある小さな史料館である。諏訪大社といえば御柱が有名であるがここには上社で行われる御頭祭でささげられる動物の剥製が展示してある。その中で鹿が75頭ささげられたらしいが、ここでは10数頭の鹿の頭の剥製が展示してある。一頭だけが片耳を裂かれている。7年目で解放される奴隷が主人と家族を愛しているために一生奴隷として仕えることの印としてキリで耳に穴を開ける出エジプト記21章を思い出す。少し離れているが守屋山、前宮の聖所を思わせる10間廊、本宮は神殿が奥にある。どこかユダヤ教の息吹を感じるが仏教にしても色々なものが混じって、その面影は極一部、ここも同じかなと思ったが解明できたら面白なと思う。