2010年2月5日金曜日

諏訪湖一周

 先週の土曜日、割と暖かかったので自転車で諏訪湖を一周した。今回は時計回りで下諏訪、上諏訪とゆっくり走った。最初はなだらかなくだりだからなんとも無かったが湖畔を走り出したら膝に痛みが来て無理かなと思いながらゆっくり走っていたら痛みが消えてきたので走り続けて一周することが出来た。腰や股関節は別になんとも無く感謝である。
 自転車の楽しみは車と違い狭いところにでも入れるし、ゆっくりだから色々目に映るのも多い。下諏訪と温泉街の湖畔は公園もあり、歩道とジョギングコースも分かれていて、本格的な自転車、私のようなママチャリに毛がはいたようなのと数は少ないが走っている。それ以上にウォーキングの人たちが多い。一人とかアベックとか年配の夫婦も結構目にする。このような人たちを見ながら走るのも楽しい。その反面、湊側はほとんどそのような人たちは見かけない。しかし黙々とぺたるを踏むほどではないが釜口水門の脇にある餅屋さんで大福を買う楽しみがある。

 お茶を飲みながら買ってきた大福を食べていてフッと思った。なんで楽でもない自転車に乗るのかなと。一つには2,3キロしか歩けないので整骨の先生に勧められたことがある。こちらは車社会で歩かないから運動不足になる。それを補うためである。東京はどこかに出掛けようと思ったら電車に乗らないといけない。エレベーターやエスカレーターはあるが階段を上り下りしないといけないから必然的に足腰の運動になる。こちらは努力しないとそれが出来ない。
 この歳になると得ることよりも失うことが多いから何時か歩けなくなるという不安がある。そのために自転車だがここまで走れるということを確認しているのかもしれない。健康と不安解消のためなのかなということを思った。