2010年4月27日火曜日

大いなる西部

 幾つかのブログを見ていて、フッと思ったことがある。若い時に観た映画で「大いなる西部」と言うのがあった。グレゴリー・ペック、ジーン・シモンズ、それにチャールトン・ヘストンにキャロル・ベーカーとチャックコ・コナーズ等、今も名前が出てくるから自分でも驚く。しかし、記憶は断片的であるし、チャック・コナーズのお父さんの名前は出てこない。悪役のようで味があり、正義を貫くために、自分の息子を射殺する父親の心情が今伝わってきる。色々な意味で孝行息子を持つ所為かかなと思うが?

 牧童頭であるヘストンが、東部から来たペックを案内しながら広大な西部を自慢げに「どうだ広いだろう」(多分そうだと思うが)と言うとペックは事も無げに言う「海はもっと広い」ときょとんしたヘストンの顔が、コントラストとして面白かった。西部は桁違いに広いが海は更にそれに比較できないほど広いのである。

 聖書の理解もこのようなものかもしれないと思った。2テモ3:14に「学んで確信したところにとどまっていなさい」という言葉がある。指導的立場にある人はここでとどまることは難しいだろうなと思う。全ての事に結論を求められて言わざるを得ない。そして確信となっていく過程で、何時しかその辺の謙虚さが失われていっているような気がする。幅広い見識と謙虚さ難しいことだが大切な事だ。