2010年4月10日土曜日

最近のお天気

 何時だったか軽井沢のシニアキャンプで、一人の兄弟が明かしされた時、リタイアして畑を少しやっているようなことを言っていた。農業をやっていると雨が降っても、曇っても、晴天でも良いお天気だと言われて、晴天のみに良いお天気と言っていたが、それから祈る時にも良いお天気とは言えなくなった。これも自分の都合に合わせたものだろうと思うと思考や発想の中に、結構手前勝手なことがあるものだと思う。
 
 そんな事を書くつもりではなく、最近のお天気の不安定さである。三寒四温も過去のものになりつつあるが、と言っても電気毛布はまだ離せない。昨日は雨で、今日は朝から晴天で気温も高く凌ぎやすかった。真冬だと布団を干しても日の当たるところは暖かいが当たらないところはひんやりする。しかし、今日は暖かくて、布団全体から温もりが伝わってくる。春の陽気ってこんなんだったかとフッと思うがどうだったのだろう。

 春の雨を見ると、パレスチナは日本と逆だが春の雨、または後の雨と言われ、収穫の大切な雨である。日本では梅雨は鬱陶しいが稲のためには必須のもの、農家育ちにとっては、恵みの雨である。しかし田舎を離れて長くなると、鬱陶しいのは鬱陶しいとの思いになって来て久しい。

 この地上はお天気を含めて、絶えず移り変わって不変なるものはない。不変なるものは唯一の方のみでいい。この方にお会いするのは…。