2010年5月16日日曜日

最近思うこと

 以前、ある姉妹が上沼先生の「夫たちよ、妻の話を聞こう」の本を夫は人に勧めていながら自分の話を聞いてくれないと言っていた。両方ともよく知っているので言っていることが良く分かるから苦笑いをしながら聞いていたことを思い出す。
 妻の話を聞くと言うのは夫にとってそう簡単な事ではない。牧師なんかも奥さんから言わせれば、その際たるものではないだろうか。集会の伝道者や責任者も似たり寄ったりでは…。相談や深刻な問題は聞くということはあるだろうが、妻に限らず、信仰の問題、聖書解釈などでは確信があるから聞くというのは努力が要るように思える。むしろ「聞かない」と言った方が正解かもしれない。
 最近、家内の些細な一言でカッとなって、一言二言何か言ってしまった。何でカッとなったのだろうと思い返した時、その言葉が結論付けた命令口調である事に男のプライドが作用したみたいだ。男はプライドが女性より強いような気がする。「夫たちよ、…」の本の帯びには「プライド、支配欲、金銭欲、性的誘惑…」と男性の特徴が書かれている。これを正直にに出せるか否かで大分違うのではないだろうか。それに加えて弱さも。今「情緒的に健康な教会をめざして」を読み直しているが、このような生き方は難しいだろうなと思う。