2010年6月14日月曜日

バプテスマ

昨日は一人の姉妹のバプテスマがあり、ここでは10年からの久しいバプテスマらしい。信じてから2年近くになるのだが、月に一回の勉強会なので遅くなってしまった。東京から10人も来られて、普段は7,8人なのに、今回は25人もの賑やかな集会となる。一過性でなく、永続性の人数になるとうれしいのだがそれは何時になるのだろう。
証しも年配者だから色々な経験をされて、今でもそうだが苦労された事が垣間見え、涙する人もいたりして感動 ものだった。バプテスマを施した伝道者のM兄は彼女の信仰告白が伝道者になる印の一つとして祈っていたこともあり、また、東京から来た兄姉たちも以前来られていたので、それなりの思い出を持っている。そんなので感動も倍加した感じでもあった。
バプテスマは、ある姉妹の家のお風呂を借りていたが今回は東京から大勢来るというので広い所を捜すことになった。銭湯に当たって断られ、民宿も一軒オーケーを取れたがあまり綺麗でなく、一応確保しながら、もう少しいい所との思いで捜す。そこで前に断られたスケートの森に再度声をかけて交渉して借りることが出来た。公共機関などは洗礼や聖餐式となると宗教行事にあたるのでそれだけで断られる。最初にこのことを言ったら断りかけそうになったので、短パンにTシャツで浴槽に浸かって、それで終わり、後は聖書の勉強会だけですと、このことを強調して言う。まぁいいかという雰囲気で貸してくれることになった。パン裂きもあるかと思いながら、広い意味で聖書の勉強会と勝手に自分に納得させる。キリスト教 のキの字も知らない方で、キリスト教で訪問している人たちと同じかと聞かれて、彼らは聖書の一部分を使っているだけでキリスト教とは全然違いますと言ったら、あっさり頷いてくれた。
スケートの森だから夏は暇かと思ったら、夏でスケートリンクをやっているところは少ないので、大学等の合宿で忙しいらしい。関西やその先からも来るそうだ。来週から始まると言われ、4月から6月半ば位まで閉めているがその間氷を砕き、設備を整備して、借りられるのは5月末から一ヶ月未満のうちだったらしい。全くのグットタイミングだった。
今回の出来事を通して、最初は何処を捜そうと思案し、そして最初にいいと思ったところが断られ、少し落ち込んで思案するが神は最善のことをしてくださった。駄目な時は更に優れたものを備えてくださっていることを教えられる。その事を教えられただけでも良かった。次回は何時になるか分からないし、そのとき借りられるかも分からない。しかし、あそこは浴槽はいいのだが宿泊施設だから畳のみで、ミーテングルームは狭いし、次回はもっといいところを捜せたらと思う。人間的な思いと神の思いの違いはこういう時に直ぐに際立って分かる。無教会信者ではないが、彼らの言わんとすることも分かるので、救いに直接関係のないことに苦労するのはなぁと思ったり、教会が滴礼を施すのがなんかよく分かるような気がした。信仰の薄き者よ。