2010年6月30日水曜日

高橋三郎先生

何時もアクセスしているブログの中に、クリスチャントデイのニュースがあって、「高橋三郎」の名前があったのでアクセスしたら、召されたニュースだった。大分弱っていた事は知っていたがついにという感である。一つの時代が終わったことを感じる。

以前にも書いたが、会ったのは二回しかなく、それも言葉は交わしたことはなかった。最初に読んだロマ書講義の衝撃は今も忘れられない。信じて間もない頃で、聖書の知識もなかった所為もあったのだろう。それに集会で生まれ育って、得た知識は「無教会は神学を勉強しているだけ」とインプットされていたから、尚強かったのかもしれない。それに先生は福音に対しても熱心であった。このことを知って、諸集会の他の教会に対する認識は一面的で、一言で言えばいい加減、と言われてもしょうがないと思った。批判するならもっと調べてからと思う。独善的なのである。島根県の江津市に高等学校をつくっていている。

あれから「十字架の言」誌を購読していて、多くの示唆を受けた。手紙で何度かやり取りして、汚い字でお叱りを受けたのが印象に残っている。何冊か本も購入したが古いのは外箱が触ると崩れそうになるのもある。ロマ書講義、ヨハネ伝講義、マタイの福音書講義は、今も時折手にして、参考書としている。