2010年8月11日水曜日

天地明察

「天地明察」を図書館に予約していたのが用意されたとメールがあり借りてきた。読み始めたら人名や地名が読みづらくて、聖書も始めて手にして読まれる人の心境もこんなものかなと思った。

何とか読み始めたら面白くて最後まで読んでしまった。「講釈師見てきたような嘘を言い」は失礼だが実在の出来事に、読者に読みやすいようにフィクションが加わっているからだろう。

江戸の初期の出来事だが、天文学とか数学がそれなりに盛んで、それにレベルの高さを知って驚いた。それと当時の様子が描がかれているので勉強になる。日本人はすごいなぁとあらためて思う。