2010年11月24日水曜日

自分を知る

この誕生日で自動車運転免許更新になる。更新するには高齢者講習を受けないといけないので教習所で受けてきた。動体視力、視野検査、それと簡単な運転のシュミレーション、高齢者の範疇ではよいが30-60代のレベルでは動体視力はやや落ちて、シュミレーションは複数の作業を同時に行う能力の項ではとてもいいけれど、状況の変化に対する反応の速さと正確さの項では大分落ちる。器械の慣れもあるのだろうが、でもこれが本当の姿。実際運転していて、ゆっくり走っているということは、そのことを体が知っているのだろうと思う。

数値で表されるとわかり易いし、自分の衰えているところも、なんとなくがはっきりする。衰えは急ではなく徐々に来るから気がつかない。大した器械でもないがで一蹴しやすいが、こういう機会に指摘されていることを心していくことが大切だなと思う。

聖書を知るということも、どの視点で見るかによって大分理解が違うように見える。神の視点か人間の視点か、神の国の到来を求めているようで、それを自己実現に用いる危険性もある。神の到来を求めいた律法学者たちは、そのために来られたイエス様は受け入れなかった。そういう意味で福音書の時代も今日もその辺は変わらないのかなと思ったりしている。己を知って神を知るなんて構図は…。