2011年3月18日金曜日

一週間が経って  

東日本大震災が発生して一週間が経った。
原発はまだ見通しが立っていないが、復旧に少しづつ動き出している。避難された方が亡くなられたりで、限界に近づいていたのだろうから良かった。それでも生活の基盤が出来るまでは大分時間がかかるのではないだろうか。原発は気になるが動き出している姿を見るとうれしい。

中越地震のとき、知人が出身地で肉親がおられたので、何人かでお見舞いしたら、新潟日報社発行の報道写真集を送ってくれた。地震のすさまじさを感じたが今回の地震は桁が違う。でも内容は同じだ。悲しみや苦しみがあるがそのような中で笑顔がある。特に子どもたちの元気な姿がいい。人間は弱い器であるが生きる強さを持っていることを教えてくれる。東北人だからということではないと思う。

世界各国からの援助もうれしい。日本人は率先して援助してくれるからとあるブログで、被災した国の人が言ってくれたと書いておられて、読んでうれしかった。そんな中で、野球のセ・リーグは3月25日に開幕する。巨人の清武球団代表は「野球人は野球をやるのが責務。それが日常化の足がかりになる。自粛よりも行動を選んだということ」と、最もだと思う。がしかし東京ドームでナイターでやるという。電力逼迫の折、勇気ある行動だ。しかし亡霊のように誰かの声が聞こえる。菅さんもどこか拘っているものがあるらしい。被災民や国民をダシに自己実現は見苦しい。大きなつけを払わされなければいいが。