2011年9月2日金曜日

雑感

メタボが気になり汗をかくために、暑いさなか空き家になっている隠居家の木の伐採作業をして今日終わった。一日に一時間から二時間くらいでゆっくりの作業である。運動不足だから息切れがしてゆっくり作業しかできない。昨日今日は少し凌ぎやすかった所為かそれ程でもなかった。あるいは少し慣れてきたのか体力も多少なりともついたのか。

伐採なんてちょっと大げさだが直径20センチ弱の杉の木である。しかし枝の多さと葉っぱの重いのには驚く、その前に、もみじの木をやっていたのでこれは葉っぱが軽くて量が少ないから楽だったのでその所為もあるのかもしれない。それに切り易かった。

3-40年も誰も住んでいないから庭の地面は枯れ草や枯れ木の枝でぶよぶよになっている。耕して畑にしたら野菜がよく取れるのではと畑をやりたいという家内に言ったら、もう腰が痛くて(毎日整骨院に通っている)もうできないという。そんな状態の庭だからきれいにとはいかないまでもそれなりに片付いたかなと思っている。

清掃工場まで何回か往復して、顔なじみになってしまった。清掃工場の道を挟んでやまびこ公園があり、そこの広場からは眼下に町並み見え、その先には諏訪湖が対岸までよく見える。そしてその隣はアイスアリーナがある。ここは夏でもやっているので大学の合宿に使われている。それで今が一番忙しいらしい。今日は早めに終わったので、ここの奥のほうに行ったことがあまりないので行ってみた。塩尻市の塩尻農業公園チロルの森、辰野町のしだれ栗森林公園やゴルフ場がある。山の中というかそこを越えると峠を越えるようなものだ。

駐車場があるのでとめて下を眺めたら高速道路がはるか下に見える。ジャンクションもよく見える。やまびこ公園だと前方だがここは真下に見える。標高千メートルだった。道なりに走っていったらしだれ栗公園を脇にさらに下っていくが民家が見えない。ようやく見え、線路も道なりに沿ってあるので岡谷方面だと思って少し走っていたら道路の看板に伊那22キロ、飯田71キロと出ていたので道を間違えたようだった。後で地図を見たら塩尻から辰野、伊那方面に行く、三州街道だった。それでも少し行毛羽下諏訪辰野線にぶつかるのでそれでもよかった。それでまた戻り、辰野の小野というところまで行って、岡谷諏訪方面の看板があって、これでいいんかなと思うほど狭い道を通り、結構走ったら元の道に戻って帰って来た。信州は道に迷ったら東京の比ではない。山と山の間を走っているのだからと高をくくっているととんでもないところに行く、一山どころではない。

標高千メートルでも舗装路があり、国道といっても車が交差できそうもない狭い道だったり、茅野から浜松に通じる道路は国道だか山の中を走っているので車が交差できない狭い部分があり、また途中で途切れている。林道を迂回しないと先に行けない。信州はすごいなぁといい意味でもそうでない意味でも感心している。わが実家は海から直線で13キロばかり、海抜16メートルである。背中にあるような山でも170メートルに満たない。津波がきたら完全に流される。今度の日曜日に話す準備を脇にしてこんなことを書いている。

自然の豊かさを満喫しながらその厳しさをも経験させられている。神様の偉大さを身近に覚えられる。信州はいい。