2011年12月25日日曜日

オクラホマ

何でか忘れたが検索していて、ミュージカル映画「オクラホマ」を検索していた。そしてアマゾンで千円を切って売っていたので買おうとしたらロジャース、ハマースタインコレクションというのがあって、これプラス「南太平洋」、「回転木馬」、「王様と私」、「サウンドオブミュージック」、「ステート・フェア」のセットが1800円弱で本来の値段より一桁安い値段である。半世紀前の映画を見たいと思うのは、この世代しかいないだろう。若者は見向きも・・・。半世紀も前の映像は今一だがそれよりも懐かしさが先に立つ、わが青春の一コマである。だから家内に皮肉を言われても意に介することもない。

「オクラホマ」はよく覚えている。新宿コマ劇場のこけら落し的な映画だった。それにトッド・AO方式というシネマスコープより迫力のあるもので、当時話題になった映画である。英語のわからないサルでも冒頭の「オオー、ビューテルルモーニング・・・」はわかったし今でも鮮明に思い出す事ができる。「南太平洋」も懐かしい、バリ・ハイを歌った黒人の女性歌手、アニタ・ホールではなかったかなと思うがが印象に残っている。 それ以来黒人女性歌手が好きになった。「回転木馬」と「王様と私」は知っていたが観ていなかった。「サウンドオブミュージック」は公開される少し前にドイツ映画で同じトラップファミリーを題材とした「菩提樹」を観ていたのでこの方が好きだった。アメリカの映画は面白いがまさに娯楽映画でそれだけみたいな感じをこの二つの映画を観て思った。そして、ウエストサイド・ストーリーで完全にアメリカのミュージカル映画は嫌いになってしまった。「ステート・フェア」は観たことがない。調べたら製作は45年、サルが5歳と時である。他のものはその10年後に製作されている。2回と観たいとは思わないだろうが懐かしさで観る楽しみが増えた。年明けたらの話になるだろう。