2012年2月19日日曜日

つい

「ある夜、彼は界隈を仕切る悪評高い暴力団に単身でつっかかってゆく少女を見て、ついつい助けてしまう。
その少女の向こう見ずさにかつての自分を思い出し、長くくすぶり続けていた男の心に再び火がつく。」


こちらは諏訪圏の3市2町1村の図書館から借りることが出来る。検索して予約して借りたりしている。どこでもそうだが借りた本に何日までに返してくださいという紙がはさんである。以前ははがき半分くらいのコピー用紙だったが最近は経費節減のためか印刷された紙の片面がサラのを使ってそこにコピーして、それも幅2センチ弱、長さ10センチ強の小さな紙になっている。

この間借りた本には上記の言葉が印刷された紙だった。興味を持って検索したら「煙が目にしみる」石川渓月著であった。早速検索したら諏訪図書館にあり、予約をして読む。読む本は殆どキリスト教関係だから娯楽小説はこれで2-3冊目くらいである。借りて一気に読むが気がついたら夜中の2時を回っていた。キリスト教関係は読みやすいのでも理解するのに苦労しているから肩がこらずに読めるのがうれしい。しかし、以前読んだものとなんとなくパターンが似ている。こういうものなのかな。フィクションだから人が興味を持つように書くのだろう。たまにはこういう本もいいものだ。