2012年4月20日金曜日

おひさまファーム 余話

野菜つくりに挑戦?するに最初の説明では望ましい作業スタイルと作業上の注意があり、その中でゴム長は土を固めるから余り良くない。地下足袋がいいと言われたので買ったけれど最初の講習では地下足袋をはいているのはサル一人だけだった。研修農園を全部やるくらいならそれもよしとするが少し大げさかなと、みんなスニーカーのようなものをはいて一人だけゴム長だった。管理人さんの顔を立てて地下足袋でいくかゴム長にするかこれからの作業次第で考えようと思っている。

地下足袋と手袋は買ったが他は買ってないので塩尻のカインズホームまで足を伸ばして家内の帽子や手甲と足甲を買った。ついでにと少し足を伸ばして松本にある道の駅の一つである「いまい恵みの里」で野菜などを買う。野菜は新鮮だし山芋も安いのだが、今は旬のものが少ない所為もあるのか前ほど魅力がないように感じた。それでもまた塩尻あたりまで行ったら足を伸ばすだろう。松本の中心部に行っても行くかもしれない。

こちらに来て感じたことは、植物が寒さに対して弱いものはいっぺんにやられてしまう脆さと寒さに対して平気な植物のたくましさを感じた。人も非常に弱い部分とたくましい部分がある。生き物に共通するものかもしれない。説明の中にも毎朝水をやることを言われ、これからも野菜が成長するにつれてそれぞれに対応していかなければならないことを云われると思う。早々のことであるが種を蒔いた翌日、午後から雨の予報だったから水をやるのをパスしたら雨は殆ど降らず翌日水をやりに行ったらひときわ土が乾いていた。どうなるか心配というか楽しみというかまぁ何事も失敗をして人は学んでいくものであるからそれも可なりと思っている。いのち持つものの弱さと強さ、それに合わせて人は動かないといけないことを教えられる。今までサルは自分の好きなような形で生きてきて相手に合わせることは少なかったように思う。人は主体的に生き過ぎるというか罪の結果の一つの形かもしれない。病人や罪人といわれている人たちの中に入っていったイエス様、ご自分に人々を合わせようとはなさらず父の御心に合わせて十字架へと歩まれたイエス様を想う。真似の出来ることではないが研修農園で野菜にあわせる訓練が出来れば感謝である。