2012年5月9日水曜日

朝ごとに

シロクマさんのブログにスポルジョンの「朝ごとに」からの引用が幾つかあったので懐かしくなり、本棚から茶色に変色した本を取り出してパラパラとめくって読み出したら、今でも心にジンワリと来るので最近は朝のデボーションに使っている。「夕ごとに」もあるのだが夜はぎりぎりまで起きているのであまり使っていない。

手にしているのは、昭和34年初版、44年の11版である。定価600円、あの当時高かったのかどうか忘れたが独身の時に買っている。何回使ったか、もう記憶にはないが、こちらに来る時に捨てれないで持ってきた本だった。今もいのちのことば社から出版されているようだから古典といってもいいのだろう。念のため捨てられないで持ってきた本が何冊かある。40年出版の「ケズィック選集」(350円~550円)、「祈りによる力」(250円)、それに図書刊行会からのでは39年、40年のでモルガンの「キリストの危機」、「コリント人への手紙」やテニイの「ガラテヤ人への手紙」、「ヨハネによる福音書」があり、ブルースの「使徒行伝」、これはカバーがボロボロになっている。でも注解書はあまり利用していなかった。これらも古典に入るのだろうか。

時代と共に廃れていく中で、廃れることなく今も生き生きとキリスト者に語りかけてくる。それに信仰生活が長いだけで聖書の知識もなく、信仰も足踏み状態のようなサルにでも語りかけてくる言葉が伝わってくるということは、如何に噛み砕かれたものであるかがわかる。それに学者でありながら信仰の真摯さが今日の読者にも訴えてくるのだろうなと思った。コメントナシ、ただ読ませて頂くだけの者でありますが黙2:5を教えられました。他の事でも然りです。シ・ロ・ク・マさんありがとうございます。