2012年8月8日水曜日

終戦記念日

8月は広島、長崎、そして終戦記念日と続く、田舎に生まれ育ったから戦争の悲惨さはあまり経験がない。私より少し若い友人は東京の戦火をお母さんの背に負われて、火の粉をかぶりながら逃げ惑ったことを今でも鮮明に覚えているといっていた。それでも5歳で戦争が終わったがこの短い期間に現在の自分があることを思うと戦争のひとりの被害者かなと思っている。この年代は同じような経験をしているようだ。それで病気になっている人を思えばたいしたことではないのかもしれない。

8月になると太平洋戦争、原爆投下の問題が話題になる。客観的に見れば愚かなことであるが非常事態の中ではそんなことはまかり通らないであろうなと思う。「あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も・・・」と行かなくても打たれるままにしていれば争いは起きないだろう。国の面子やプライドが為せる業かなと思っている。

人々の罵声の中で何も弁解せずに十字架に向かって行ったイエス様、解決の道はこの道しかないが「かれらは平和の道を知らない」だから戦争はなくならないだろう。批判するつもりはないが記念式典を見ている(あまり見ないが)とどこか空しさを覚えるのはサルひとりだろうか。物事を斜に構える性格もあるのかな。

「これらのことをあかしする方がこう言われる。「しかり。わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てくださいrev:22:20