2012年10月11日木曜日

変なことを考えている


善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、このおびただしいあなたの民をさばくことができるでしょうか。」  1kgs 3: 9


これはソロモンがイエスラエルの民を治めるために神に求めた言葉である。それゆえ求めたものは与えられ、それに加えて富と誉をも与えると約束される。事実与えられた。しかし、彼は700人の妻と300人のそばめを持ち、彼女たちを愛したが故に神の怒りを買う。そして神は王国が分裂することを語る。イスラエルを偉大な国になしたソロモンであるが彼にはこれだけの女が必要だったとも云えないだろうか。バプテスマのヨハネが必要とした着る物はらくだの毛の着物で、食べ物はいなごと野蜜だけで良かった。主の働きをする時に人間の側から見ると面白い。



しかし、女は言った。「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます。」  matt 15:27


カナン人の女が悪霊につかれた娘を救ってくれるようにと願ったがイエス様に断られたときの言葉である。彼女に必要な物は食卓から落ちたパンくずで良かった。彼女はそれ以上のものを求めていなかったと見ることもできる。神の業が現れるために偉大な行為もあれば人が顧みることもないような小さなこともある。神の業がなされるために人の側は何を求め、何を必要としたかを見ると面白い。