2012年11月12日月曜日

最後のおひさまファーム

今日がおひさまファームの最後の講習、と言っても残っている野菜を収穫し、その畝に藁と消石灰を撒いて管理機で耕して終わり。11月いっぱいまで残してもいいのだが野沢菜を残してすべて収穫する。ほかの人は全部収穫した人、野沢菜だけ、ネギと野沢菜、他に残している人もいる。先生に量が多いから全部収穫しなくてもと言われたが野沢菜だけ残して採りますといって採ったらおかげでダントツの最後になってしまった。いつも二人でやるのだがどういうわけか最後になる。どういうわけでもない単に遅いだけの話である。収穫といってもダイコン3本、白菜1個、キャベツ2個、しかし白菜とキャベツはずっしりと重い。スーパーで売っているより少し大きいだけであるが重みが違う。春菊はバケツに換算して2杯くらい、チンゲン菜は1杯くらいかな。日曜日に東京からMファミリーが来るのであげようと少し採ってあったからこれだけで済んだ。ネギはプランターに根の部分だけ土に入れておけば持つといわれ丁度プランターが二つあったのでそれにいっぱいになった。鍋の時など必要に応じて抜いて食べればよい。

農家に生まれながら田植えや稲刈りなどは手伝ったが他の事は一切やらなかったので初めての野菜作りは驚きの連続である。最初の頃や暑い時の種をまいた後の水撒きがいかに大切かを知ったし、最後の方はほとんど水も撒かず元気丸も使わなかった。それでも平気だったし、涼しくなってからは虫の活動も減ったみたいだ。トマトは涼しくなったらちっとも赤くならずそれに美味しくなくなってきた。暑い産地のものであることが良くわかる。キュウリも然りである。色々な種類を作らせて貰って、その種類によっての特徴が一つ一つが違う面白さがあり、それに対応していかなければ駄目になってしまう現実を見る。まさに生き物であることを知る。牧会者が一人ひとりに植物を育てるようにねんごろにしないと信者は死ぬなぁと思わされた。100人も礼拝者がいるところはどうなるのだろう。責任者は大変だ。

5X6メートル四方で8畝、たったこれだけで何がと最初は思ったがトマトを除いて、最盛期には飽きるほど出来る野菜に少々うんざりすることもあった。それに次々と作るのについていくのが精一杯、説明も右から左で忘れていく、ある年配の夫婦はモット酷かったらしい。サルはまだ若いということかと思ったがうれしさはこみ上げてこない。来年は50平米で2年間、市が用意してくれるそうだが全部自分でやるので難しいから応募しなかった。会を作って種とかを共有したり、定期的に集まって勉強会や親睦を図るとのこと、いいと思うがまだ中途半端なかかわりしかできないと思うからそこまでの自信はない。野菜作りは興味があるから一年遊んで来年チャレンジしたいと思っている。

まとめの講習や集まりは日曜日の午前中なので参加が出来ず、18日は終了式であるがそれも出席できない。午後にやってくれるといいのだが難しいのだろう。毎回先生は勿論、農林課の職員が来てサポートして下さった。より役所が身近に感じ愛市精神が少し芽生えたような気がする。ここで生活していれば何がしかのお金を落としているからめぐりめぐって役所の方にも行くことだろう。ただ勤めていた時はほとんど健康保健は使わなかったがリタイアしてからは毎日薬のご厄介になるので少々赤字に貢献しているのが心苦しい。何かでカバーしたいと思っています。あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た。