2012年11月17日土曜日

蕎麦と初雪?

日付は変わったが昨日松本市の隣の山形村にそばを食べに行ってきた。山形村の唐沢地区の集落が道路添えに何軒かの蕎麦屋さんがあることを2-3日前のTVで放映しているのを家内が観て食べに行きたいとのことで、塩尻、松本と用があったので足をのばして行って来た。ここ最近はガソリンが安い塩尻、松本方面に用事を作ってはガソリンを補充している。14/Lの違いは大きいから今回も然りである。といっても満タンにしても500円でお釣りがくるくらいだが。

松本市を横切るように走り、迷いながら唐沢集落に着く、TVでレポートしていた一番奥の店「水舎」を目指す。何軒かの蕎麦屋の看板を見ながら中には2時も過ぎていたので閉店の店もあった。行き過ぎたようなのでユーターンをして手書きのような小さな看板の案内を見つけ、それに従って脇道に入る。少し走って舗装路が切れる手前に店があった。第一、第二駐車場とあったから結構人が来るのかもしれない。入り口の近くの第一駐車場に車を止めるが数台止まっている車の3台ばかりが県外ナンバーだった。結構知られているのかな信州人としてはまだ新人だからこの辺のことは分からない。

少し遅かったので2つばかり切れてしまったと言われたがTVでこれがいいと言われていた長芋をきざんだ蕎麦を注文し、とろろ蕎麦とは違った歯ざわりで美味しかった。麺が細いのが気になったがあれで良かったのかもしれない。もりのようだがお皿に入って、たれをかけて食べる。蕎麦湯がほしかったがもりではなかったから無し、さっぱりした蕎麦に少ししょっぱい野沢菜のおシンコウが丁度良かった。それに出されたお茶は蕎麦茶?マッチしてグーである。もう一度来て他の蕎麦を食べてみたい。

そこを出て、広い道に戻って更に奥に進むともう山の中に入る。狭い道を走ること数キロ清水高原別荘地帯を越えて更に行くと、直進「スカイランドきよみず」、左折「清水(きよみず)寺」の矢印の案内板があって清水寺にと左折して走る。車が交差できないような狭くて崖の道を走るガードレールは極一部、対向車を気にしながら幸い行きも帰りも一台だけ、少し下るように走って1キロ弱かな小さなお堂の清水寺に着く、チラッと観て、展望台は急斜面に建っているから京都の清水寺の超小型版のようである。しかし、眼下は勿論塩尻、松本、安曇野の一部が一望に見渡せる。絶景である。入笠山から見る八ヶ岳山麓とまた違った趣がある。どちらかというと稜線があり、富士見町と原村、それに茅野の一部が見えるの平坦地の方が好きだ。広々とした畑は手前だけその先は塩尻や松本の市街地、ビルが見えても・・・の観がしないでもない。

塩尻の峠を越えるとき道の脇の日陰の部分が白くなっていたので雪かなと思ったらそうだった。清水寺でも日陰の部分が白く雪が積もっていた。踏むとその下が霜が浮き出ていて、さくさくと気持ちいい。二千メートルの麦草峠も15日に閉鎖になり、新聞に吹雪いている写真が載っており、既に10センチの積雪とか、1週間くらい前に行ったときはフリースでも平気だったのに冬は駆け足で来るのかな、そういえば今朝は室内10度を割っていた。慣れてきた所為か朝起きてもそれほど寒いとは思わなかった。冬はこれから、季節としてはまだ秋なのである。どこもかしこも寒くなる冬に向かっていくなかで、心と気持ちと信仰は熱くは無理だが暖かく位に頑張りたいものである。しかし、これも努力でなくて頂き物であるから心しなければ。

何時だったか安曇野の「アルプスあづみの公園」に行った帰り、アルプスサラダ街道なる山添えの道をを通ったことがあった。正直道に迷って走っているうちに塩尻の近くでようやくいつも走っている道に出てホッとしたことがあった。どうも今回の道の一部をあの時に通ったようだ。走っていて思い出した。定かではないが。松本を横切り、いつも通る「アルプスグリーン道路」なる農道?ではなく、「日本アルプスサラダ道路」なる道を少し走って、また地理を覚えることが出来たようだ。点が線になったかなと思っている。グリーン道路添えにある道の駅「いまい恵みの里」で長芋や野菜などを買って帰ってくる。ひたすら走って80キロの旅?である。