2013年10月23日水曜日

ことば

いつも不思議に思うことがある。本人が何気なく語り、そのことを忘れているのに聞いていた人がしっかり覚えていて、この人はこういうことを考えているとかこういうことをしようとしていると、その人を判断していることである。また逆の立場で同じことが言える。この人はこういうことを考え、こういうことをしようとしていると思っていたらある時そのことを話をしたら全然そんな気がないことを知ることがある。サルも「えっ」と言われたことがある。何気なく話し、それをしっかり受け止めて聞いている。この差は何なのだろうか。主と我との関係もそんなことが多いかもしれない。主がしっかり語っているのに上の空で聞き、こちらが何気なくつぶやいたのが主にしっかり聞かれている。それが何十年経って形になるなんてことはあるのだろうなと思う。落ちこぼれのキリスト者に主は何を語り、主に何をつぶやいたのかそれが形に表れるのかあれこれと思い巡らしている。