2014年3月19日水曜日

震災を覚える祈り

震災を覚える祈り

神よ、
震災を経験した私たち
すべての思いを
受けとめてください。

私たちの痛みを、
私たちの悲しみを、
私たちのうめきを、
そして
私たちの怒りさえも、

月日が経ち、
私たちは恐れ、
惑い、動揺したことを
忘れ始めています。

あの大きな地震の揺れを、
あの巨大な津波の光景を、
そして目に見えない放射能の
影響を記憶にとどめ、
後世に正しく伝えて行けますように。

多くのものを
失った方々がいます。

家を失い、家族を失い、
ふるさとを失い、
思い出とともに
未来への希望も失いました。
しかし、神よ、
あなたは試練とともに逃れる
道を備えてくださることを、
万事を益としてくださることを
約束してくださっています。

仮設住宅や避難先などで
生活している方々、また、
その方々とともに歩んでいる
人々に力を与えてください。

神よ、
私たちはあなたを信じ、
信頼します。

あなたは必ずや、
痛みを安らぎに、
悲しみを喜びに、
うめきを笑いに、
そして怒りを愛に
変えてくださいます。

さらに、私は希望します。
どうか、私たちを、
災害や戦火で苦しむ世界中の
人々のための慰め、励ましの
器としてお用いください。
主のみ名によって。

アーメン


茨城キリスト教大学で毎日祈られている祈り。
(3/6の関根一夫牧師の礼拝メッセージより)