2014年5月13日火曜日

視点

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。isa:43: 4 
という有名なことばがある。
だからあなたは尊い存在ですよと、それは人の側に立っている見方。しかし、このように人を見る神の視点での話はあまり聞かない。

以前電気屋に勤めていた時、呼ばれる名前が四つあった。「デンキヤ」、「デンキヤさん」、「ヒロセさん」(店の名前)、「サルさん」と、呼び捨てにして呼ぶのからサルの名前にさんをつけて呼ばれる方。呼び捨てにされても「さん」付けで呼ばれても電気屋には変わらない。そして気が付いたことは、この順序でお客様の謙虚差の度合いが違ってくるのである。そしてこの順序で社会的な地位も高くなっている。

一介の電気屋を呼ぶことによって、サルではなくお客様がどのような方であるかがお客様自身が明らかにしている。キリスト者として底辺で生きている者に「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。と言ってくださる。このように呼んでくださる方に答えていきたいものである。