2014年5月19日月曜日

鶴峯公園

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川岸村(現在の岡谷市川岸)に、元片倉製糸の所有地で、昭和のはじめに公園化して鶴峯と名付けられた土地がありました。 昭和十一年秋、一帯の1.6ヘクタール余りの土地を川岸村に寄付し、村ではこれを記念して園内に三百株のつつじを植える事にしました。 そこで、つつじを埼玉県安行から購入したのだが、安行側の勘違いで貨車三台分のつつじが送られてきました。 そのつつじの量に村中は大騒ぎ。だが返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込みました。 つまり、この”勘違い”がつつじの名所を生んだのです。 戦後、鶴峯公園管理委員会を設置、本格的整備が進められ、中部日本一のつつじの名所となりました。 全山を埋め尽くすつつじは、三十種余り、三万株。実に見事で最盛期にはつつじ祭りが開かれる。      
(たびおかやのHPより)


鶴峯公園は釜口水門から天竜川を2キロくらい下ったところにある。川に平行して県道があり、その際から上に向かって公園になっている。誇れるだけあって山一面つつじ圧巻である。アぁ勘違いだが今だったら大変なことになるが昔の人は太っ腹だった。一番上の広場のさらに上に圧倒するように数メートルの初代片倉兼太郎の銅像が建っている。上の広場ではちょうど岡谷太鼓の人たちが演奏をしていて最後の部分を聞くことができた。昔は公園の周りは何もなかったのだろうが今は大分上まで家が建っている。グランドの臨時駐車場も満杯に近く、他県ナンバーも多かった。アベック、友人、家族連れそれもお年寄りを連れての人たちも多かった。露店にはにはあまりお客はいなかったが中に管理の家か軒下でくつろげるようになっていて地元の女性がお茶を出していた。

ただ難を言えば、通路が粉のような土埃が立って足元が汚れてしまうのでチップなり、細かい砂利などを撒いてくれると助かる。それとつつじが真ん丸に刈り込んでいるのであれはなんとかならないものかなと思った。聞くところによると業者かシルバーかで安くやっているとかもうちょっと芸術的センスがほしいと思ったがみんなはどう思っているのだろう。中継用のNHK諏訪のカメラも据えられていたのだから…
マル次第か。