2014年5月6日火曜日

学問のすすめ

福沢諭吉の現代語訳「学問のすすめ」(伊藤正雄訳・岩波文庫版)を最近読み始めた。これも「福翁自伝」と一緒に大分前に買っていたのだが積読のままだった。時折医者に行くので待ち時間に読むのにちょうどいい。冒頭にあの有名な「天は人の上に人を造らず…」が書かれてあった。諭吉の造語かと思ったらこれはアメリカの独立宣言の言葉を諭吉流に解釈したらしい。学問のすすめとあるから若者が読むものだろうが年老いて読むとはまことに残念である。それでも読めるだけましか。学問とは縁のないところで育った者には多少反発を感じないでもないが…。待ち時間に読んでいるのでいつ読み終えるかわからないが先が見えている者の「学問のすすめ」どうなるか楽しみである。