2014年8月31日日曜日

8月も終わる

気候もお盆を過ぎるとめっきり涼しくなるのは東京も信州も変わらない。それでも日中は暑い日が続くことが多かったように記憶している。しかし今年は涼しさだけがそして晴天の日が少ない。日中でも薄い靴下をはいていると指先が何となくひんやりするような日もある。この間のニュースでは農家の方が五月からお天気が悪くて収穫が例年より半減しているようなことを言っていた。八月に入ってからかなと思っていたがそんなに前からかと台風も来ていたし農家の方は大変だったのだ。

今年の夏は集中豪雨や竜巻の被害が多かった。集中豪雨は毎年どこかで起きていたが今年は更にの感がする。特に広島の土砂災害は痛ましい。災害が起きると色々言われるが信州なんてみんなあんなところだ(少しオーバーか)。あんなところはダメだと言われたら信州の人口は半減どころか過疎地になってしまうだろう(これもオーバー)。岡谷市は7月19日は「防災の日」である。平成18年7月19日にやはり集中豪雨で湊地区の一部が土砂災害にあわれ、11名の方が亡くなっている。広島のニュースを見ていると工事中で2年も経っていたがあそことダブった。沢に沿って家があり、土石流のすごさと一軒おいて隣は何とないという微妙な姿もそっくりである。諏訪地区は勿論塩尻方面にもよく行くが山部分の結構上まで家が立ち並んでいる。広島の比ではない。走っていて大丈夫かなと思うところも少なくない。そんな中でも昔からある集落なり家は昔の人の知恵なのかそういう不安を与えていないのに感心する。竜巻はアメリカでの出来事と思っていたがいよいよ日本にもとの思いがした。島国日本なのにアメリカ並みになってきたのかこれもすごい。被害というか竜巻の威力のすごさを思い知らされた。

天変地異やイスラエルの動向ですぐ再臨や終末のことが頭をよぎる。キリスト教原理主義的環境の中に育ったせいかなと、今は努めてそのような考えはしないようにしている。それ以上に冬の寒さ対策をと…。気の所為か机に座りながら窓に面した膝が何となくひんやりしてくる。まだ爽やか季節の秋が待っているというのに…。明日から九月、晴天が来るのは当分先のようだ。信州は春が短くて冬から一気に夏になるようなことを聞いたことがあるが秋も然りかな。気候はどうしようもないが心はいつでも爽やかにと願いたい。願いたいということはそうでないということだからなぁ。8月の締めとしては湿っぽくなった。来月に期待を…。