2014年8月12日火曜日

東京は暑かった

甥の結婚式が9日にあったので前々日の夕方東京に向かう久し振りの東京である。高速を降りて何時ものコースを永山へと向かう。前に来た時と変わることのない景色だがニュータウン通り手前のコンビ二が交差点の角の新しいマンションの一階に引っ越していた。目新しいのってこれくらいかな?駅前のアミューズメントの外壁のイルミメーションもにぎやかになっていたか。

しかし、東京は暑い暑いというより蒸し風呂に入っているようだった。それでも結婚式は曇り空で凌ぎやすかった。しかし、出かける前に大雨が降って傘をさして歩いてもすぐびしょぬれになりそうな気配、晴れなくとも小雨にとも祈らず天を仰ぐ。しばらくすると小雨になり世田谷は曇っても雨は降らなかったようだ。一人だけ傘を持って列席したのではないかな?米一袋と引き換えに息子に世田谷から迎えに来てもらう。勿論それでなくても来ていいようなこと言っていたがコメの話をしたら喜んで来てくれた。長野県産あきたこまち10キロ、ウン千円、それにもらった野菜を少し、都会人は取れたて野菜が一番の土産かなと思う。

式はかつて集っていた集会、甥と嫁さんも今はそこに集っている。外でT兄にあってあいさつを交わしながら玄関に知らない姉妹たちが靴と傘を預かってくれた。大勢になって新しい信者が増えた実感をするが受付に立っていた二人の姉妹は一人は岡谷によく来てくれているN姉、もう一人は旧知のK姉、苗字より名前で呼んでいる。周りが振り向くほど大きい声をあげて歓迎してくれる。そして周りを見渡せば知らない人もいるが懐かしい顔顔である。握手したり、短く言葉を交わしたり、すれ違った陳許兄には握手して、顔はお孫さんを抱いているW兄と言葉を交わす。不真面目だが結婚式より皆さんにお会いするのを楽しみにしていたきらいも無きにしも非ずである。いつも会っていればすれ違っても言葉を交わすこともないがこのように久しぶりに会うと大げさとも思える歓迎を受ける。非日常的なことの良さである。上京するということはこの連続だからうれしい、それ故か信州に入り、諏訪インターを降りると現実が待っている感がするから少し憂鬱になった。

久しぶりの結婚式、華やかさはなかったが淡々と進んでいく式の中で司式者のことば、メッセンジャのことばが重みを加えて上っ面の式ではない観を提してくれた。お嫁さんのお父さんが出席されないようなことを言われていたがお嫁さんをしっかりエスコートしていて良かった。雨とお父さんのこと良く祈っておられた答えが結果として現れた嬉しいことである。私はただ「主よ御心は」と祈っただけであって至って素気ない。式が終わり、2,3の兄姉と言葉を交わしてバスに向かう。正直レセプションのような華やかなものはあまり好きではないので兄姉と交わっていたいなと思いながらバスに向かう。バスでは一人前の方に座り、文庫本を持ってきたのでそれを読みながら途中眠くなって眠る。フッと目が覚めたら高速の降り口上着を着て待つと歌舞伎座を回り込むようにして昭和通りに止まる。ガードレールがあってと思いながらバスとガードレールの狭いところをすり抜けて歩道に出たら会場の係りの人がいて案内してくれた。

受付を済ませ席に、テーブルは家内、義妹母子、甥(新郎の弟)と彼女と少ない。司会はK兄姉、目が悪くなってきたので誰かわからなかったが二人でなかなかいいなぁと思った。兄が名前を読み違いをしてすぐ訂正したが彼のキャラの良さか変な感じはしなかった。こういう席が苦手なのは会話と食事である。小さいとき食事は黙ってするものしゃべって食べたら怒られたその名残があるから食べながらしゃべるというのは苦手である。それと共通の話題のない人に合わせて話すということも苦手である。隣は甥っ子だから向こうも遠慮があるだろうしまたどんな話をしたらよいかボキャブラリーがないので会話に困る。聖書の話ならと思うが向こうは興味がない。私の聖書の興味はほかのキリスト者とまた違うからキリスト者でも無理。それと内々のテーブルだからがさつに食べてしまった。パンはナイフで切れ目を入れ、バターを塗ってそのままかじろうとしたがさすがまずかなと思ってちぎって食べたがそれでも三口で終わった。後でパンを持ってきたのを頂いてそのパンでかぼちゃのスープのカップについたのを拭うようにして食べてしまった。勿論フォークの背にのせて食べるなんてことはしないで持ち替えて食べやすくして食べる。これは以前宣教師のM兄とよくファミレスで食事していた時に彼はパンで皿をこするように、フォークの背でするようなことはなかったのでそれが癖になっている。それに食べやすくがモットーでもある。サルの世界はそれで通用するしさせる。土曜日なのに銀座通りは歩行者天国になっていた。秋葉原にいた時は店の前は日祭日は歩行者天国、高島屋、三越、神田、そして秋葉原とかつての店の前に通じるのかなんて思いながら歩いた。久々の電車、小田急の急行も成城学園に止まらないのもあるのに驚く、でも6年前にも既にあったか新宿からだといつも京王を使っていたから知らなかっただけ。