2014年8月21日木曜日

慰安婦問題、なぜ今も

戦争は人を殺してナンボの世界、アブノーマルな世界である。そこで起きる出来事は常識外、それを常識の世界の基準で語っても意味がない。今イスラエルとパレスチナのガザでの出来事も戦争だと思っている。常識は通じない。イスラエルの攻撃で何人死んだとイスラエルを非難しても解決するものではない。もし非難するなら民衆を盾にしているハマスの姿勢も問わなければならない。民衆が願っているのはイデオロギーでも宗教でもなく平和であろう。それと平和であっては困る人たちもいる。

戦争で起きたことは水に流せというつもりはない。しかし、韓国はなぜ執拗なくらい慰安婦問題に固執するのだろうか。慰安婦像を韓国国内でのことであればそれなりに理解できるが何故アメリカでと思ってしまう。戦後処理をよくドイツと比較されるが国民性にも問題があるのかもしれない。しかし、日本人が世界のイニシアチブを取ることを好まない国々もあるであろう。経済的援助をするだけでそれ以上はダメなのである。

靖国問題を解決できない日本も似たようなものかもしれない。また解決するつもりもないであろう。でもなぜ千鳥ヶ淵にある戦没者墓苑、具体的なことは分からないがここを拡充して軍人も民間人も共に記念するようにすれば、台湾、朝鮮半島出身者に対する差別もないであろう。慰安婦問題をとやかく言う前にこの辺を解決できないと論じられないか。