2014年9月29日月曜日

甲府まで

水草牧師のブログに紹介されていた映画「ふうけんもん」を甲府まで行って観てきた。〔内容、上映事情は http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20140925/p1 (グーグルか小海キリスト教会牧師所感で検索)〕モデルになった右近勝吉さんは便利屋の元祖として名前だけは知っていたがヤクザ出身?とは知らなかった。
中村雅俊、浅野ゆう子主演、それに河相我聞、哀川翔、竹中直人、本田博太郎、藤村俊二、笹野高史、中村玉緒、久米明、竹脇無我、鶴見慎吾とよく知られている役者が出ているのでどんな役かなと思ったら我聞以外はほとんどチョイ役、ストーリーは細切れだがそれでもつながってくるのがわかる。映像も音響もいいかなと思うがどこか手法が現代プロダクションの映画に似ている。石井十次をモデルにした松平健主演の「石井のお父さんありがとう」、石井筆子を常盤貴子が演した「筆子・その愛」、そして留岡幸助を村上弘明が演じた「大地の詩」がある。この三人は明治期に活躍したキリスト者である。石井十次は日本で最初の孤児院を開いた人で一時は千人からの子どもを預かったと言われる。石井筆子は最初の知的障碍者の施設滝乃川学園を留岡幸助は免囚事業を本間俊平もこの人に影響されて山口県秋吉台で刑務所を出所した人たちを受け入れ共に大理石を掘っていた。どんな経緯でこの映画は制作されたのだろう。アーサーホーランド牧師が出演したり、聖書のメッセージが語られたり、右近さんは現在も活躍されているキリスト者である。プロデューサーであり、プロダクションの代表である金・テレサ氏はどのような人か。映画本題よりもそちらに興味を持ってしまった。
前々日が長野で公開されたが長野市まで100キロ、甲府市は80キロ弱こちらが近い。そこまで行って観に行く価値がと問われそうだがこの間群馬の行ったのと同じで行くこと自体が何かチャレンジしているようでその達成感が大きいような気がする。