2014年9月17日水曜日

諏訪湖よさこい。そしてぶらり

~公益社団法人諏訪圏青年会議所より~
公益社団法人諏訪圏青年会議所では、地域を活性化させることを目的に、地域住民が自発的かつ継続的にまちづくり活動を行う機会の一環として住民と共に「諏訪湖よさこい」を開催します。
住民と共に新しい祭りを作り上げるという共通の目的を持ち、コミュニケーションを取ることでお互いを知りその中から絆が生まれます。この住民同士の絆が祭りのベースになり祭りから感じる元気と感動が、地域活性化を広く波及させることに繋がります。
「諏訪湖よさこい」HPより

諏訪レガッタと同じ日に、そこから2キロばかり離れた岡谷市体育館脇の駐車場など3か所を会場に行われていた。レガッタを少し見物して、自転車で移動する。舞台では小学生のグループが踊っていた。そこを脇にして次のところに行く、そこでは若い男女が一体となってそして激しく踊っている。大人たちはグループの旗か大漁旗のような大きな旗をひとりの男性が振っていた。自転車を脇に置いて眺めていたら、あの阿波踊りの「踊るあほうに見るあほう、どうせあほなら踊らにゃそんそん」の歌の言葉をフッと思い出して思わず苦笑いしてしまった。真剣に、そして楽しそうに踊っている姿は見ていて気持ちがいい。歩道を挟んで湖岸端の広場でも若者が踊っている。

それを見ながら水門へと向かう。そこから湖畔端ではなく旧道を「suwaガラスの里」に向かって自転車をこぐ、そこからと湖畔端から少し離れたところを何時ものように狭い道を自転車で走る。というよりゆっくり周りを見ながらであるから走るほどではない。上川に出て、合同庁舎の近くを横切り、高島城に向かい、その脇を通り、市役所の駐車場を横切り、狭い路地をゆっくり自転車をこぎながらJRの踏切を渡る。線路の反対側は初めてである。廃屋のような諏訪プラザの中を少し覗くと何軒かのお店があった。日曜の所為かそれでも人が出入りしている。しかし、お菓子屋さんは暗くよく見えなかった。それでも老舗のような感じを受けたがどうだったのだろう。食品を扱っているところはお客もおり明るかった。解体するビルだからしょうがないが早く駅前のシンボルとして立派なビルが建ってほしい。駅の構内を素通りして、20号線を渡り飲み屋街の路地を走る。もう何軒もやっていなさそう。上諏訪にはこんなところが3か所ばかり知っている。どこも駅の近くの飲み屋街はすたれているみたいだ。
そこから線路の近くを狭い道を走る。そしてエプソンの本社の前に出る。そこからさらに進むと人しか通れない道になる。岡谷、下諏訪となぜか狭い道が沢山ある。なんでだろうといつも思う。東京の谷中も戦災にあわなかったから昔の建物で家と家の間は一間くらいしかない。境に杭を打ったら人は通れないそこは公道なのである。正に「向こう三軒両隣り」いつも通ると隣近所と仲良くしていないと住めないところだなぁと思わされる。ある意味で懐かしい戦前の雰囲気のあるところである。少し行くと狭い道は途切れ、旧中山道の道に出るには坂を上がらなければならずその元気もないので踏切を渡り、20号線を横切り湖畔端を何時ものように走って我が家に帰って来た。多分20キロから25キロくらいは走ったのではないだろうか。心地よいぶらり旅であった。